白杖 短歌です。


ようこそ! 私は白杖で外出が好きです。
白杖は40歳過ぎから突くように成りましたが、最近では文字道理相棒に成りました。
そんな日常日々を歌ってみました。


久々に 街なかに出て 杖惑う 流れの速さ 乗れず 帰りぬ
手に取りて  思わず 涙 とめどなく 我の白杖 初めて 物語
杖軽く しゃべる万歩計 腰で鳴り
盲目の 折り紙作家 ラジオから 良き生き方だと うらやましく聞く
我が服が 白か黒いか 島なのか ただイメージは 若きダンディー
歩行中 我の精神 ハイになり 声かけられても なぜか 意固地に
なが歩き 疲れ足より 腕に来て 白杖もしびれ 夜の街ひとり
盲人を 四十年もして見ると 盲である事 時に 忘れじ
白杖に 大型犬の うなりごえ 音をたてずに 挨拶をして
連れられて 百円均一 一回り 見せてやりたい 無き母 思い
行く先を 騒音と 雨に さえぎられ  感も 乱れて 白杖 惑う
我が杖よ 点字ブロック 探せども 我が行き先は どの道なるや
かちかちと 点字ブロック その先に 良いことありそに 靴底つつく
我が町の ニュー郵便局に 点 ブロック バリアフリーなる 愛に包まれて
人ごみに 白杖歩く 繁華街 左右に開く 我は モーゼか
容赦なき 猛暑の中を 白杖で小枝と虫の 顔に 飛びいる
東南に みえしと 人の言う 方に 見えるよな気のする 赤き火星が
無意識に 白杖忘れ 外に いで ふと気が付けば 急に こわくて
我よりも ボランティアーが はしゃぎおり つられて はしゃぐ 会わせる様に
白杖に さわがしき 事 童たち 明日の ニッポン 春マーク出し
駅の 中 点字ブロック かちかちと 今 白杖様の お通りだ
失明し 若き時見た この顔よ いまもダンディー あの日の まんま
ゴトゴトと 点字ブロック 邪魔な人 税金使って 恐縮する我
白杖に 席を譲ると 老いし 人 手足は上武と 謝して こじす
おしつけに 感謝しないと 怒る人 あやまる我は心もおもし
親切を 素直に 受けぬ 我が居て 卑屈なまでに 後悔をして
白杖の 役得なるかな 若き人 同じ道よと やわらかき手が

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