シーザーって帝王切開で生まれたのではないのですか。
シーザーと帝王切開の関係とは?
 今では簡単といっては語弊があるが、それほど危険なものではなくなった 帝王切開。
19世紀末には、ほとんどの胎児が死んでいたというし、子宮ごと取 り出してしまうという乱暴なものだったらしい。
 帝王切開は、古代のギリシャやインドの文献にも登場しているというから、 かなり古い手術だが、当時は亡くなった母親の胎内から子供を取り出す手術で 生きている母親に対して行われるようになったのは、16世紀以降のことだそうです。
 この帝王切開の語源となったのが、ジュリアス・シーザーです。 彼が生まれたときに帝王切開で生まれたという伝説から、こう言われている、
 だが、シーザーの母親は彼が成人するまで生きていたので、おそらくこの 伝説はウソだ。
 帝王切開の語源は、ラテン語のsectio caesareaという語で、これがドイツ 語に訳されたときに、Kaiserschnittとなった。
 Kaiserは、ドイツ語では皇帝という意味だが、これはシーザーをドイツ語 読みにしたものに由来している。「シーザー」という固有名詞が、「皇帝」とい う一般名詞化したわけだ。
 明治時代の日本医学界では、これを帝王切開と翻訳した。
 問題は、元になったラテン語だ。caesareaははたしてシーザーという意味だ ったのか?
 辞書を引けば、caesareaはcaesarの形容詞形で「カエサル(=シーザー)の」 「皇帝の」という意味だとある。
 だが、これとよく似たcaesusという語があり、これは「切る」という単語の 過去分詞で「切られた」となる。
 そこで、もとは、caesusだったのが、途中で誤ってcaesareaとなったのでは ないか、との説もある。
そもそも、シーザーの時代に母体も生かす帝王切開が 行われたとは考えにくいからだ。
 その一方シーザーという名前 そのものが、caesus(切られた)に由来し、 これはまさに彼が帝王切開で切り出されて生まれたから、そう名づけられたとい う説もあり、話はグルグル回るわけだ
帝王がついている意味が判りましたね。

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