クサンティッペって ずっと悪妻のレッテル貼られてるね

 【ソクラテスは恐妻家だったのか?】
 「悪法もまた法なり」といって、その法にしたがって、毒を飲んだ ソクラテスは、恐妻家でも知られている。
 どうして彼は、奥さんに頭が上がらなかったのか? あるいは、どうして奥さんはヒステリーだったのか?
古来、この夫婦の謎をめぐり、さまざまな噂が流れている。
 なかでもよくある話として、説得力をもって語られているのが、ソクラテスはあまり 精力がなく、夜の生活で奥さんを満足させることが出来 なかったのではないか、というもの。
 そのため、妻のクサンティッペは歴史上にヒステリーの代名詞として残る ことになったという。
 だが、真相は、単純にソクラテスの稼ぎが悪かったからのようだ。
 彼の本業は親代々からの彫刻家だったのだが、哲学に没頭して、ろくに仕事を しなかった。 さらに、哲学の弟子がいたものの、一切月謝なるものを取らない先生だったので、 そこからの収入もなかった。
 そんなわけで、クサンティッペはイライラしていたのだろう。性の不満では なかったと思われる。
 もう1つ、そうではないという状況証拠を紹介しよう。 当時のアテナイはスパルタとの戦争のせいで男性の人口が減ってしまっていた。
 当時の男は2人の妻を持つように法律で決められ、ソクラテスもちゃんと 2人の妻を持っていた。 このことからも、ソクラテスはなかなかのものだったとも考えられる。
 そんなわけで、クサンティッペが欲求不満から悪妻になったというのは、真実ではないようだ。
 ソクラテスが生きていて、彼女の評判を聞いたら、どう評していたのだろうか?

しったかぶりの へやへ もどります。
宮さんのHPトップページへもどります。

Ads by TOK2