オホーツク海に向かって滑れ!海別岳
2006.4.8
知床半島の付け根にある海別岳は、穏やかな稜線が優雅に海岸に伸びており、一度滑ってみたいと思っていた。ダンパラさんも同じ思いのようで、エイヤッと決めたのである。道ずれを探していたところ根室に転勤になったベッキーさんが飲み会で「海別岳を滑ってみたいんです」と呟いていたので、ならばと3人で海別岳を登ることにした。
4月7日金曜日午後11時、ススキノでの同僚の歓迎会2次会が終わり、店を出たところで、ダンパラさんに回収されそのまま道央道経由で会合地点の清里に向かった。北見峠でダンパラさんと運転を交代し、スリップして大破した車両2・3台を横目で見ながら走る。翌日朝、無事清里に到着。2時間ほど仮眠後ベッキーさんと合流して、斜里へ向かい海別岳の麓の林道の最終除雪地点に車を置く。天気は雪だが、曇り時々晴れの天気予報を信じて準備をする。
ぐちくんとダンパラさんはスキーを履き、ベッキーさんはスノーシューを履いて、ボードを背負う。2パーティーが先行していた。海別川(十二線川?)に沿ってしばらく歩き、砂防ダムを過ぎたあたりで取り付く。取付きから稜線上への斜面はジグをきりながら林の中を登る。稜線上に出ると予想したより風は弱かった。一旦稜線上に出ると尾根に沿ってほぼ真っ直ぐにピークを目指す。次第に木々は疎らな低木となりさすがは知床で標高800m程で早くも森林限界となる。
砂防ダム上流でSBを渡る
4月でも雪の結晶が見られる
1000m付近を登る
天気の回復が遅れているのか山岳地帯のせいかわからないが薄っすらと太陽が出たかと思うとガスに包まれたり雪が吹き付けてきたりでいまひとつ天気が安定しない。そんな中で広大な雪原をほぼ真っ直ぐ登って行く。森林限界を超えており、ハイマツも雪の下なのでコンパスをきる(120度程度)か、GPSを頼りに真っ直ぐ登ればよいだけである。先週の降雪のおかげでか表面がカリカリになっていないのは幸いだ。登山コースから見て最初の頂上のように見えるのは本峰に続く単なる肩で、海別岳本峰はそこからさらに稜線を400mほど奥に歩いたところにある。この肩部から海別岳頂上までの間には小さなピークが複数ありアップダウンが多いので、稜線を往復するのならばと、スキーをデポしてツボ足で山頂へ向かった。地吹雪のような天気の中、15分程で山頂に到着。強風に雪が舞い上げられており下界はあまり見えない。山頂に立っていても寒いだけなので、記念写真を撮ったらそそくさと引き返す。シーデポ地点に戻り各々スキー、スノーボードを履いて滑降準備をする。
風にも負けず頂上を目指す女性陣
海別岳頂上。何も見えない
強風の中、慎重に滑る
滑り始めていくらもしないうちに、一気に晴れ上がった。 眼下にオホーツク海、その手前に碁盤目のような斜里の田園地帯が広がる。後ろを振り返ると海別岳の山頂が白く聳えている。そして目の前の遮るものの無いだだ広い雪原。3人は完全に舞い上がって、滑る滑る。数日前の雪のおかげか、ハイマツは殆ど雪の下なので、思い切って滑ることができた。
標高800mあたりまで降りると、ダケカンバの低木の林となり、やがて高木の林となるが、木々をよけながら林の中を滑り、雪に埋もれた林道を滑り、除雪してある林道に合流する。リュックとスキーをその場所にデポして車を取りに行き、デポ地点でスキーとリュック等を車に積みこんで、今回の登山は終わった。
青空の下、女性陣のフォーメーション
快調に飛ばすベッキーさん
オホーツク海目指してGo!
海別岳の稜線が青空に映える
私もオホーツク海目指してGo!
調子に乗って滑る私
森林限界まで降下
帰路、林の中のトレースを滑る
下山後、海別方向を振り返る
先週の季節外れの降雪のおかげか、雪の状態が予想以上に良かったのは嬉しかった。 天気の回復がおくれたせいか、スノーモービルは1台も見かけなかった。
リザルト
除雪終点
:
08:45
取り付き
:
10:15
C800
:
11:35
C1390
:
13:20
海別岳山頂
:
13:43
C800
:
15:13
除雪終点
:
15:58
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