2006.5.13
何でもない山なのに何度行っても登頂できない山があるという経験を持たれた方は多いと思う。私にとってはチセヌプリがそれにあたる。昨年以来3度失敗(
1回目
、
2回目
、
3回目
、)しているのだ。こうなったら意地でも登ろうと考えていた。そして、その日がやってきた。5月13日は「蟠渓温泉健康センター」の温泉掘りの手伝いに行く予定だったのだが長流川の増水のため急遽温泉掘りが中止になったので、「それでは」とラフティングに行きたがるダンパラさんの襟首を掴んで引きずるように、ニセコ雪秩父のチセヌプリスキー場の駐車場へ向かった。
ありがたいことにスキー場の駐車場まで雪がある。早々スキーを履いて出発。時計は正午を回っていた。なんだかんだ言っている割には我々がいかにこの山行をナメていたのかを示すような出発時間だ。営業の終了したスキー場のゲレンデを登るが、登りやすい雪で厳冬期のほぼ半分の30分強で到着。今回は正面のコルを左から巻いて取り付いた。山麓のやや西から山頂に向かって登る。雪は程よい柔らかさで登りやすい。それでも次第に斜度がきつくなり1000mを越えたあたりからジグを切り始める。
さすがに一部笹が出ている
急な斜面をトラバース
ジグを切ったのは10分ほどで、やがて斜度が緩くなる。山頂は比較的平坦だが、かなり熊笹が出ており、雪をつなぎながら山頂をグルッと回りこむようにして山頂に到着。3度挫折したにしては、随分あっさりとした登頂だった。山頂からの眺めは、付近に高い山がないので申し分ない。アンヌプリ越の羊蹄山の姿も美しかった。
夕方から蟠渓温泉でHYMLの観桜会があるので、長居をせずに下山する。山頂から下を見ると結構な斜度である。勇気をもって目をつぶって滑り降りてみると、雪も良くちゃんと曲がる。曲がるのがわかれば、「怖い」が「気持ちよい」に反転し、ダンパラさんを放置して滑る滑る。10分ほどでスキー場に到着。ダンパラさんも追いつき、今度はクローズされたゲレンデをダンパラさんと二人で滑る。結局2時間で往復したのである。3回も敗退したあの悔しさは何だったんだろう。
急斜面を前にたじろぐ私
ダンパラさんを置き去りにして滑る
営業を終了したゲレンデを滑る
ダンパラさんが、ラフティングできなくてむくれているのかという心配には及ばず。2人で夕方からの蟠渓温泉での観桜会に参加して、お酒をしこたま飲み、おいしいお肉を頬張れば全て水に流れるものである。めだたしめでだし。
リザルト
スキー場駐車場
:
12:23
リフト山頂駅横
:
12:57
山 頂 着
:
13:52
山 頂 発
:
14:02
リフト山頂駅横
:
14:15
スキー場駐車場
:
14:25
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