ニセコで雪崩教室

   2006.12.16

 いよいよ本格的な雪山シーズンだが、スキーが下手で怪我するのも怖いが、雪崩も怖い。スキーはうまくなれば怪我をしなくても済みそうだが、雪崩はスキーの上手い下手にかかわらず一定の条件が揃えば襲ってくる。そのためには、本格的に山に出かける前に、ちゃんと雪崩について実地で学んでおかなければならない。
 そこで、今回の雪崩勉強会である。決して夜の懇親会が目的ではない。多分、きっと、いや、ちょっとはそっちが目的だったかもね(^^A 閑話休題。例年に無く雪が少ないニセコだがあるところにはあるもので、イワオヌプリのふもとにはちゃんと雪が積もっていた。五色温泉先の除雪最終地点から小雪の中出発。
 
   
最初はビーコンチェック    弱層テスト。弱層の説明をするO氏  そして雪洞堀。雪洞の中で昼食


 最初はビーコンチェック。各自自分のビーコンの電源を入れると、ビーコンはディフォルトで発信モードになる。受信モードに切り替えて待つリーダーの前を一人づつ通過すると、受信音が変化するのでこれでビーコンの動作が確かめられる。
 イワオヌプリの麓で弱層テスト。 スコップで地面を掘り高さ1m程の円柱を作る。雪の円柱を最初は手首だけ、次に肘、そして体重をかけて壊れ方を見る。今回は表層の薄いところに霰の粒がそのまま積もって弱層を形成していたがあまりにも表面に近いため危険性は無い。スコップで掘った断面の雪の階層を観察する要領の解説を受ける。
 昼も近いので、その場で雪洞を作る2名一組で2人用の雪洞を作るのだ。最初は人がかがんで入れる程度の直径の穴を掘り、2mほど掘ったらそこから空間を広げて行く。入り口を小さくするためだ。2名入れる空間が確保できたら、入り口を雪のブロックでふさぎ、風が入らないようにする。これでビバークの準備は完了。バーナーでガンガン炊かなければ酸欠症にはならないそうだ。  
 最後は、ビーコンによる捜索訓練。訓練というより実習という程度だが、買ってから使ったことの無いビーコンを実際に使えるのはありがたい。ビーコンの特徴やアナログとディジタルの長所・短所の説明を受けた後、実際に埋めたビーコンを探す。捜索モードに切り替えて発信音または数値を見ながら雪の上を捜索する。 実際に探した感じでは、マニュアルや本だけではなくて実際に練習しないと多分実際に使えないと思う。
 4時間が過ぎ、スキーのシールをはがして下山する。まだ、笹の出ている雪面を滑って駐車場まで。そして懇親会。翌日は、笹の残る中山峠の蓬莱山付近をハイキングした。
 
   
ビーコンによる雪中捜索訓練    勉強会が終わり下山。  翌日、蓬莱山付近をスキーツアー



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