いよいよGW。前半は旅をしていたので、後半は滑りたい。富士の麓にいるS氏を誘って3人で乗鞍へリベンジとあいなった。こう書くと計画的なようだが、最初は守門岳を予定したものの積雪が不安で、「北アルプスにしようか。それなら乗鞍をリベンジしようか。」という経緯で30分程で決まった。出発6時間前のことである。
出発は3時。最初は4時を予定していたが、スキー場から歩いて登りたくないダンパラさんが位ヶ原までのシャトルバスに乗るべく余裕を持ちたいからと1時間早く起きて、起こして回ったので早朝の出発が実現した。GWと言えども未明ということで道路は順調。おかげで2時間近くも早く乗鞍高原観光センターに着いた。偵察を兼ねて道路を登って行くと三本滝付近まで車が入れることが判明した。事前の情報収集不足だったのだ。「まあ、朝早いしここまで車でこれたので、このまま登ろうとしたが、シャトルバスで位ヶ原まで運んでもらいたいという軟弱化したダンパラさんは渋っている。しかし、しょせんはダンパラさん。「浮いたバス代1000円を食事代に廻せば豪勢に食べれるぞ。」と言うとあっさりシールをつけて登行開始。最初はゲレンデを登るが、除雪された道路を2箇所渡ることになる。シートラがいいかも。
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| 今回のルート。ほぼ教科書通り
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クローズしているゲレンデを登る |
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ツアーコースの下端まで雪がある |
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当日の天気は晴れだが、上空の風は強そうだった。林の中のツアーコースを登る。やがて林を抜けて、先月引き返した位ヶ原に出る。ここまで来ると乗鞍岳がはっきり見える。その穏やかで広い稜線を遮るものは無い。遮るものが無いということは風も容赦なく吹くということだ。一気に登るつもりだったが、強風に吹かれて疲れたのでコロナ観測所がある魔利支天岳と朝日岳の鞍部にある宇宙線観測所の建物の陰で休む。
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| 春の山々を背に位ヶ原付近を進む
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位ヶ原は乗鞍剣が峰の山麓だ |
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宇宙線観測所の物陰で休憩 |
宇宙線観測所の建物を後に、朝日岳東斜面をトラバース。凍って硬い斜面もあり慎重に登る。ジグを切るのだが、斜面が凍っているのでキックターンは緊張で汗ばむほどだ。雪の柔らかい所を何とかつないでようやく稜線上に到着。剣が峰が目の前にある。左後ろには穂高がはっきりと見える。穂高を背に剣が峰目指して最後の急斜面を一気に登板。山頂到着。念願のオーバー3000mだ。ピークに立た時の充実感に加えて、スキーで来ることができる3000m峰は数少ないのでとても嬉しい。風が弱くなってきたのが嬉しい。
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| 最大の難所朝日岳のトラバース
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稜線に出てほっと一息 |
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念願の3000m峰へスキーで到着 |
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山頂には神社があるがびっしりとシュカブラがついていた。気温が低く風が強いのだろう。乗鞍岳は独立峰のため、山頂からの眺めは素晴らしい。北を臨むと穂高連峰、南を見ると白と緑のツートンカラーの御嶽山が見える。東方向の山々は中央アルプスか南アルプスか。 |
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| 遠くに御嶽山が見える | |
晴天に穂高連峰が映える |
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山頂標識と大日岳と屏風岳(右奥) |
念願のオーバー3000m。そして3000mからのダウンヒルと行きたい所だが、そんなウデじゃないので横滑りをしながら蚕玉岳と剣が峰の鞍部まで降りてそこから滑降。 といっても斜面も凍っている場所があるのでへっぴり腰で滑る。そこそこ降りて雪も安定したところで、テレマークターンのはずが転倒滑落3m。気を取り直しアルペンターンでもう少し降りる。かなり下まで降りると先行したダンパラさんとS氏がこけた。2人がこけた場所はモナカだと予想して慎重に滑ると、案の定急に雪質が変わっていた。
さらに滑って行くと位ヶ原に到着。位ヶ原の程よい斜面は雪質も良くルンルン気分で滑ることができた。位ヶ原からの下のツアーコースまで降りると雪が重くなってくるが、ひたすら滑って無事下山。雲があったものの天気はずっと晴れ。楽しい山スキーだった
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| 山頂直下をへっぴり腰で降りる
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すっかり上機嫌のS氏 |
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広い斜面をみるみる下っていく |
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| 続いてダンパラさんも滑る
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位ヶ原はコンディション最高 |
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ツアーコースをゆっくり滑る |