6月に入ると札幌への航空運賃が高くなるので、なかなか帰れなくなる。ということは、ダンパラさんの監視もないわけで、土曜日はひとりでぶらりとでかけることにした。こう書くと、無計画のようだが前日までにちゃんとキップは手配しており列車の時刻も把握しておいた。でも、上越線(上り)のループを体験したいからと言って、朝5時から出掛けるのが「ぶらり」の範疇と言えるかどうか疑問のような気がする。ならば、山に登ればそれなりに格好がつくだろうと、土樽から越後湯沢までの駅近郊に登山口があって、温泉にも入りたいので往復4時間程度で駅の近くに降りてこれる山を探したが、さすがは日本の屋根。そんな軟弱な山はロープウェイのある谷川岳ぐらいしかない。と思ったが、あった。これが今回登る飯士山である。標高1111.8mの山で、小数点下を丸めると標高が1のゾロメになる珍しい山というのも気に入った。
飯士山は、その気になればスキー場入り口から登り2時間下り1時間であるが、今回は駐車場に制約されないので、越後湯沢の神弁橋から登って岩原スキー場へ降りて岩原スキー場前駅へ行くコースを検討した(ちゃんと計画してるんだから)。調べてみると神弁橋からのルートは一部倒木と崩落で使用が禁止されているという情報があった。となると、スキー場からの往復というあまり楽しくないコースを選ぶことになる。はて困ったと越後湯沢のHPを見てみると「下山禁止」になっている。ということは登りはOKだろうと越後湯沢から登ることにした。そういうわけで、このルートはマイナーなルートのようで、俄然ファイトが沸いてきた((((((^^)。 |
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| 越後湯沢郊外の神弁橋を渡る
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飯士山登山口。最初は沢沿いに登る |
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沢をトラバースしながら登る |
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今回まで本州で夏季モードで4山登ったが、いずれも登山道は整備がよくて危険なところは皆無だったが、だったが、今回の飯士山(神弁橋コース)は違った。登り初めの沢に沿った登山道は細く、細い登山道が急斜面をトラバースする。
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| 東山第1休憩所。第3まであった。
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やや広い尾根筋の登山道 |
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正面の細い尾根を登る |
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沢から離れ尾根を登るが、勾配はきつくなるが適当に休憩所もあり登山道が広くなり歩きやすい。グイグイ登って東山山頂へ到達。ここからがこのコースのクライマックスの痩せ尾根、急斜面、登り返しの3点セットが目の前に立ちはだかる。 |
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| 崖沿いだが手がかりは無い
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矢印の方向に岩をよじ登る |
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ようやくスキー場コースと合流 |
東山山頂から下って、いよいよ痩せ尾根を登るのだが、いきなり崖のトラバース。登山道が崩落しつつあるがロープが無いため初心者は怖いかも。次に岩稜を登るが、岩に矢印がペンキで書かれているだけなので、岩をよじ登る。 登っているうちに、何だか3年前に縦走した知床のサシルイを過ぎてから硫黄岳への縦走を思い出してきた。懐かしさに目頭が熱くなったが、出てきたのはピーカンの太陽にあぶられたおかげで汗だけである。 それでも標高差は600mほどなので登り始めてから2時間ほどで、スキー場からのルートと合流し、ようやく本州らしい登山道を歩けるようになった。 |
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| 分岐付近からみた山頂
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山頂到着。整数部分は1のゾロ目 |
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山頂から土樽方向を望む |
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分岐から山頂までの登山道は、それなりの勾配だが道幅も広くて登りやすい。登り始めてから2時間半ほどで山頂へ到着。 独立峰なので山頂から、谷川岳や茂倉山、朝日岳、スキーで登った神楽峰など上越山地の主要なピークが良く見える。北斜面の沢筋にはまだたくさん雪が残っている。 |
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| 上越山地の山々がよく見える
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下山はスキー場へのコース |
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無人駅で帰りの電車を待つ |
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下山はスキー場のコース(コースとしてはこちらがメジャー)をとり50分で下山。そのまま歩いて北の湯に向かい、入湯後岩原スキー場駅に歩き、水上行き列車が着たので乗り、谷川岳の麓の上越線(上り)のループを体験しながら、帰路に着いた。 |