長野と群馬の県境の渋峠は、いつかは行って見たいと思っていた。日本国道最高点なのである。先月上旬に計画したものの台風で断念。予報では今週末は天気が悪いということであきらめていた。しかし、前日の天気予報で群馬側は曇り、長野は晴れとなったので急遽出発。クルマは無いので、鉄道利用となる。
朝、自宅をでると霧雨、東京駅で本格的に降り始めたが後には引けない。新幹線で高崎まで行き、吾妻線に乗り換える。羽根尾駅で降りて自転車組み立てて出発。羽根尾駅の標高は確か670m程。草津は1200程度なので10km程走る間に500m以上も登らなければならない。ようやく草津着。しかし、草津はゴールではなくて登り始めの地点で900m以上登らなければならないのだ。
草津から渋峠目指し、白根山の尾根のつづら折の道路をひたすら登っていく。白根山は見えない。途中の殺生が原では亜硫酸ガスの中を走り(ほんの一瞬だけど)、ゆっくり登る。ギアは前最小、後ろ最大を使用する。この組み合わせ点検以外では使ったことはないので今回が始めての実戦となる。安定するギリギリまでスピードを落として疲労を抑えるが、草津から1000m程登るのでやはりキツイ。
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| JR吾妻線羽根尾駅下車
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草津到着。峠に向け前進 |
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観光道路をひたすら登る |
キツイキツイといいながら草津から3時間ほどで白根山のヒュッテに到着。あいにくガスがかかって視界はあまり効かないし、第一寒い。観光客に中には半袖短パンも少なくないが寒いものは寒い。
あいにくのガスの中、湯釜までの登山道を進む。登山道と言うものの道は広く、人は多く、しかもその大半は観光客で、登山靴を履いている人は殆どいない。かく言う私もスニーカーだった。標高が高い稜線だけあって、登山道左右には高山植物が咲いている。歩くこと10分程で湯釜のカルデラの淵に到着したもののやはりガスで湯釜は見えない。朝食の残りを昼食代わりに食べていると、幸運にもガスが晴れてきて、エメラルドブルーの湯釜が見えてきた。
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| 白根火山駐車場着。ガスで寒い
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山頂?到着。湯釜は見えない |
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ガスが晴れて、湯釜が見えてきた。 |
湯釜が見れた幸運に感謝しつつ、自転車を進める。背後に弓池と湿地帯越しに逢ノ峰が見えるが、本白根は見れなかった。やがて急勾配となり一気に下り、しばらく登り返して山田峠だが、この鞍部で足がつった。最悪の場所で引き返せないのだ。仕方ないので足の痛みをこらえながら、無理にこがないようにゆっくりと自転車を進めていった。幸いにして山田峠への登りが駐車場までと異なり、さほどきつくなかったので助かった。
山田峠から渋峠の間は緩やかな丘陵のようで、登り返しはあるがあまりきつくない。もっともあるところにはちゃんと急勾配の登りがセットされていた。やがて右手に日本国道最高地点(2172m)の碑が立っていた。ここを過ぎるといくらも行かないうちに渋峠ヒュッテ? ここから横手山山頂へリフトが動いているので山頂までリフト登山!それでも下りはさすがに歩いて降りた。
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| 弓池を挟んで逢ノ峰
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渋峠。国道最高地点到着 |
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横手山はリフトで登頂。下山は歩き |
渋峠を過ぎるほとんど下り。登りでいじめられた分を取返すように下る。10%の勾配が続く観光道路をルーデル大佐になったつもりで急降下。最高速度58.6kmは自己新。しかし路面の損傷部などを考えるとリカバリ能力を考慮して40km超えると怖い。怖いながらも無事、湯田中着。長野電鉄→長野新幹線を利用して帰宅。
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| 登ったら下る。急勾配を走る走る
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志賀高原も一気に通過 |
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生きて、湯田中駅到着。 |
長野新幹線で上野まで帰るはずだったが、新幹線線路内に人が入ったとの情報で新幹線は大宮で待ちぼうけ。埒があかず、仕方がないので(結構嬉しかったりする)在来線に乗り王子で下車して自転車を組み立ててて自宅まで自走した。
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