前回のサイクリング(岐阜〜飛騨金山)で
自転車の新しい楽しさを知りました。
調子に乗って飛騨高山まで遠征です。
中間点の飛騨金山まで5時間弱。
じっくり一日かけて走れば何とかなりそうに思えます。いざとなれば「高山線」が横を走っており心強い味方。運良く駅前のビジネスホテルに部屋もとれました。
まあ、なんとかなるでしょう。
割と気楽に考えていました・・・。

AM. 5:50 自宅出発。
「気楽に」とはいえ初めての遠乗りのこと、
早立ちに限ります。
AM.7:55 美濃加茂(こび)通過。
天気は上々ですが嫌な北風。思いのほか進みません。ここからR41を北上します。
AM.9:00 道の駅
「ロックガーデン ひちそう」通過。
車で走ることはあっても、こんなふうに自転車でR41を辿るのは初めてです。 

飛騨川は七宗町から白川町までの約12Kmにわたり「飛水峡」という大岩の特異な景観を創り出しています。荒々しく削り取られた両岸は凄い迫力。下に降りてもっと近くから見てみたいのですがこの先100Km以上あり、残念ですが次の機会とします。

AM.9:40 JR「しらかわぐち」着。
JRの駅舎に隣接するバスの待合室で一服させてもらいました。
たくさんパンフレットが置いてありいくつか見てみました。地方には珍しく立派なパイプオルガンの施設があります。この町もゆっくり自転車で回ってみたいところです。

AM.10:50 金山町(三輪神社)通過。

PM.0:30 帯雲橋通過。(R257号線合流)
岐阜から約 100Km走ったことになります。お昼を過ぎ思ったほど進んでいない事にあせり出しました。約6時間走り続けお尻の皮がむけそうです。力まずに走っているつもりなのですがやはり素人の悲しさか、ペダリングしている母指球からつま先にかけて痺れてきました。

こんな筈ではなかったのに・・・。
高山線がチラチラ脳裏をよぎります。

「残り50Km、10Km/hで5時間、日没までには高山に入れるはず。
「今から弱気でどうしますか!」と、「金八」風に言いきかせ、再びハンドルを握りました。

田舎によくある屋根付きのバス停は
ありがたい無料休憩所です。

腰を伸ばして少し横になりました。

PM.1:10 萩原町通過。
萩原町に新しくできた「はぎわら大橋」の手前に鯉のぼりが泳いでいました。
しばらくボーッと眺め、心をからっぽにします。
黄金週間後半は乗鞍の予定。
同行のハッチャン達に後れを取らないよう、気力を充実させておかねばなりません。
「気力を充実・・・。」
とはいえ、苦しい時は何かと理由を付けてサボりたいもの。
アイスクリームの誘惑にうち勝てるものは誰一人としていません。
PM.3:00 道の駅「飛騨街道 なぎさ」通過。
PM.3:40 宮峠取り付き。
既にふくらはぎが油切れしているようで、ギシギシいっています。歩いても良いからゆっくり行こうと決めました。
PM.4:00 宮峠着。
このコースの最大の難所と考えていた宮峠ですが、意外なほどすんなり登り切ることができました。
車では目いっぱいアクセルを踏んで駆け上がっているのでかなりの勾配だと思っていましたが、実際はさほどの角度ではなかったようです。

ともあれ、ここまで来ればもう安心。あとは下りだけ。高山駅は目と鼻の先にあり、もう焦る必要はありません。

沿道に咲き残る桜を愛でる余裕も出てきました。
PM. 4:40 JR高山駅着。

家を出発してから約11時間。
めでたく高山に到着しました。
高山駅も「日の丸」で歓迎です。
帰りも自転車のつもりでしたがこの状態では難しく、連休後半の乗鞍行きもあり無理はできません。すぐさま明朝一番のワイドビュー飛騨の指定席を買いに行きました。

ビジネスホテルのお風呂に入る時に気が付いたのですが、なんとなく背骨の腰の辺りが熱を持ってはれていました。馬鹿をしたことに少し後悔し、身体の異常に怖くなりました。
自転車の「気軽さ」を求めた旅だったのですが、
自分には少し無理があったようです。
二度とこんな馬鹿をしないと心に誓い、
静かに目を閉じました。

以下、余談です。

車の距離メーターの数字が良い並びになりました。

大きなトラブルもなく、良く走ってくれました。
そろそろ引退させてやらなければなりません。 (頭の痛いことです。)
- cycling 2007 top -

Ads by TOK2