滋賀・岐阜県境シリーズとして、
今回は鳥越峠にトライしました。
この峠は平成9年に開通した広域基幹林道のほぼ中間点にあり、岐阜県揖斐郡揖斐川町坂内広瀬と滋賀県東浅井郡浅井町高山を結んでいます。峠の西にある金糞岳は関西岳人に人気のピークで、私も四回ほど登っています。当時まだこの林道はなく麓の近江高山が登山口で、なかなかの登りでした。現在はきれいな林道ができ、峠の手前に登山口があります。 登りで3時間ほどのカットになり、楽チンな山になってしまいました。

今回は輪行でJR長浜駅へ、近江高山から鳥越峠を越え、いつものR303で帰って来るコースです。

AM. 7:33 JR長浜駅着。

降り立った長浜駅は小さな建物ですが、洒落たスティンドグラスがありました。
駅の向かいのコンビニでドリンクと行動食を準備してスタートします。

コンビニの前には「従是東長濱領」と刻まれた石柱があり、歴史の街「長濱」を感じさせます。近くには趣のある商店街や寺社があり、どうしても寄り道が多くなりました。
道草も程々に先を急ぎます。
北陸自動車道長浜IC前を過ぎるとすっかり田舎っぽくなり、草野川沿いの古い集落をつないで近江高山を目指します。草野川は細い流れで「小川」といった感じ。静かな田舎道をゆっくりこぎ上がっていきます。とても気持ちの良い時間でした。
AM.10:17 林道鳥越線入り口スタート。
やっとスタート地点の高山キャンプ場前(約270m)に到着しました。鳥越峠は1040mで約800mの標高差があります。今日はハーフ・クリップ(ペダルに取り付ける短いクリップ)とサイクル・コンピュータのW-Debutです。これらに慣れることは勿論ですが、無理なサドル位置で膝裏の筋を痛めており、何とか自分に合ったペダリング・ポジションを見付けなければなりません。 集中しているつもりですが、気が付くとヒザが開いています。ペダリングがこんなに難しいものとは思いませんでした。
全体的に緩い登りですが、全くペースが上がりません。
先週ハッチャン達と杖突峠を登った時は、ロードの彼等にみるゝ引き離されてしまいました。
もう少しスピードアップしなければ、一緒にツーリングなどできそうにありません。
道は完全舗装、荒れた所もなく快適なのですが漕ぎ手が悪い。
我慢し切れず一回休憩をはさみ、ようやくガスの鳥越峠に到着しました。
PM. 0:20 鳥越峠着。
峠近くで下ってくるロードレーサーとすれ違いました。余裕の笑顔が眩しく、ヨレヨレの自分が情けなく思えます。
ともあれ何とか登り切ることができ、ヒザ裏の筋も大して痛まず成功です。
この先岐阜市まで60km強、殆ど下りです。祝杯のビールも、ここちよくノドを通ります。
ぼんやり記念碑をながめていた時、総事業費に目がとまりました。これは22億3700万円と読むのでしょうか?業界では何でもない数字かも知れませんが、本当に酷いことです!
・・・私が走るだけでは勿体ない・・・。
ゆっくり身体を休め下りにかかります。
林道の岐阜県側もとてもきれいでした。
グングンスピードが上がりますが、自転車での下りで40km/hとなると恐怖です。
事故らないよう常に軽くブレーキを利かせていなければなりません。
道は坂内川支流の浅又川に沿って延々と続きました。素晴らしいダウンヒルです。
林道鳥越線を終えR303の道の駅「夜叉ヶ池の里・さかうち」にたどり着くと、雨がポツポツとしてきました。どうもユックリしていられないようです。
坂内村内のR303沿道には、今を盛りに紫陽花が咲いていました。パステル画のモチーフによく使われどこか日本離れした雰囲気があります。

その透明感が、
「いちばん雨が似合う華」の
由縁でしょうか。

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やまであいましょう。

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