「大家の日記帳(2)」
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あれから一週間・・・。
ここで説明しておこう。
亮は一応学生である。
土日は休みなのでこの休みを利用して長屋に通っている。
学校は、家から1時間半はかかる。
場所は亮の家・・・
「ふぁぁぁぁぁぁ・・・。」
いつもの休みの日の通りに亮は大あくびをして起きた。
「(ぼぉ〜〜〜〜〜〜〜〜。もぐもぐもぐ。)」
半分寝ぼけながら亮は朝ご飯を食べた。
「さて、身仕度して長屋に行くか。今日は大家になるために色々しなきゃいけないからなぁ。」
・・・そう言うと亮は、仕度をして出かけていった。
場所は変わり、電車の中・・・
亮は電車に揺られながら考えていた。
「(むぅ・・・流石にしんどいなぁ。いっそうの事、長屋にでも住んでまおかいなぁ?どうせ学校も同じ時間で・・・行ける・・・し・・・・・・・)」
・・・いつの間にか、亮は寝ってしまった。
ガタンゴトン・・・
電車は進む。亮の事は関係なく進む。
しばらくして、アナウンスがかかった。
(間もなくー終点、姫道ー(ひめみち)姫道ー。)
「・・・・ん?姫道・・・・乗り過ごしたぁーーーーーー!!!!!!」
何をしてるのやら・・・。
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いつもより余計にかかって長屋の元おじいちゃんの部屋に到着。
「あーー、どえらかったぁ。まさか寝過ごすなんてなぁ・・・。」
「あっ、あっちゃん。ハオッ!」
元気よく挨拶をしたのはここの住人の一人、ライムだった。
大きなかんざしに黄色いバンダナがトレードマークの元気娘である。
ハッキリ言って、今の時代にはあまり似合わない格好だった。
亮が初めに追っかけた足の速い誰かもこの人だった。
「よう、ライムはん。こんちわ。」
「どうしたの?今日はいつもよりおそかったね。」
「いやぁ、電車で寝てしまってなぁ。わいってな、家が遠いんや。」
「ふぅん。そうなんだ。だったらここに住んじゃえばいいじゃん。」
「わいもそれは考えてたんや。せやけどなぁ・・・・」
「思い切ってここに引っ越したらいいんじゃないかい?」
突然、ライムの後ろから話しかけてきたのは、ライムと一緒の部屋に住んでるブラッドベリーだった。
なぜか背中にしめ縄している事が少し気にかかったりして。
「むぅ・・・・」
そう言われた亮は考え込んだ。
「・・・ねえ、あっちゃん?」
「やめときな、ライム。こういう大事な事は自分で答えを出すものさ。行こう、ライム。」
「・・・・・。」
この日は、長屋に泊まっていった。
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「・・・・・・。」
またまた、ぼけぇ〜っとしながら亮は起きた。
「亮さーん、起きてますぅ?」
戸の所から可愛らしい声が響く。
長屋の住人のー人、チェリーである。
小柄で頭の両方のかんざしをさしている。
ガラッ
「ああ・・・。今起きたばっかりやで。」
「そうですか。朝ご飯ご一緒に食べませんか?」
「えっ!?」
この時、亮は勘違いをしていた。
「(ご一緒って・・・ちょっと・・・そんないきなり・・・)」
「どうしました?」
「えっ!?あ・・・・あぁ、何でもない。なんでもない。」
亮は慌てながら答えた。
「どうするんですか?」
「それじゃあ、もらおうかな。」
「それじゃあ、着替えたら私達の部屋に来てくださいね。それじゃあ。」
「ああ・・・・。」
チェリーは自分の住んでる部屋に帰った。
「・・・・・考えすぎやな。」
・・・しばらくして、ライム達の部屋の前
「入るでぇ。」
ガラッ
「おう、待ってたぜ。」
中にはライムとチェリーとブラッドベリーと、もう1人知らない少年がいた。
歳は亮と同じくらいだと思う。
「小樽様、朝食の準備が出来ましたわ。」
「おう。大家さんも座ってくんな。」
「ああ。」
「「「「「「それじゃあ、いっただっきまーす。」」」」」」
「ちょっと待ってくださいまし!」
「ほへ?」
「む?」
「どうしたんだ?チンチロチェリー?」
「何であんたがここにいるのよ!」
「まあ良いじゃないか。ねぇ、おったるク〜ン。」
「えぇい!くっつくな!花形!」
その瞬間、小樽は花形にアッパーを喰らわせていた。
バゴーーーーーン!!!
「オリジ小説、花形美剣初フライト、健在!!」
キランッ
花形と名乗った少年は長屋の屋根を突き破り、空の彼方へ飛んでいってしまった。
「全く、油断も隙もあったもんじゃねえな。」
「・・・なあ、小樽はん。毎朝こんな感じなんか?」
「まあな。おかげで困ってるんでぇ。」
「・・・ははは。(案外、大変な大家生活になるかも・・・。)」
「ねえ、あっちゃん。結局ここで暮らすの?」
「ああ。そないしょうと思ってるんや。」
「それじゃあ、今夜は新大家引っ越しパーティーだな。」
「よぅし!そうと決まれば早速買いだしでぃ!」
「小樽様、何も今からじゃなくても・・・」
「いいや、早めに準備しても何も問題ねぇだろ。」
「わかりましたわ。でも・・・まだ七時半ですよ。」
「へ?それじゃあ何処も開いてねぇなぁ。」
「あわてん坊やなぁ、小樽はんは。」
「なあ、亮っていったっけ。この長屋に名前が無いのに気が付いてるか?」
「ああ。たしか、おじいちゃんが付け忘れてたって聞いたけどなぁ。」
「なんでぃ、そりゃ。」
「だったら、あっちゃんが付けたらいいんじゃないの?」
「せやなぁ・・・・」
「それで、どのような名前にするんですか?」
「う〜〜〜〜〜〜む・・・・。」
「ゆっくり考えた方が良いのでは?」
「よし!決まったでぇ!」
「どんな名前なんでぇ?」
「その名も、関西長屋や!」
(ライム以外)ズコッ!
「な、なんでぃ、そりゃ。(汗」
「何でそんな名前なんですか?」
「関西地方に住んでるから!」
(再びライム以外)ズコッ!!
「すごーい!・・・でも、カンサイってなに?」
(亮のみ)ズコッ!!!
[あとがき]
何だか、小樽は同じセリフばっかのような・・・(==;)
まあ、それはともかく。
いよいよ本格的に関西長屋は動き始めるでぇ。
後にはセイバーJ以外のキャラがメインで出てくるでぇ。
それが誰なのかは次回のお楽しみ。
亮がある浪人と間違われて殴られたり、蹴られたり。(もはやネタばれ?)
そうそう、この小説の世界観が解らない人へ。
一応、場所は日本やけどほとんど、パラレル世界や。
それじゃあ、次回をお楽しみに。
おっと、忘れとった。 次回から、あとがきは長屋雑談会になるでぇ。
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