PHPをはじめる前に覚えておきたいこと
コンピュータで動くプログラムを作成したり、記述したりするための言葉を「プログラミング言語」といいます。PHPはプログラミング言語のひとつです。PHPは1995年にRasmus Lerdorf氏により「Personal Home Page Tool」という名前で開発されました。もともとはオンラインに置いてある氏の履歴書へのアクセルを解析するのもだったのですが、その後改良され、現在のPHPとなりました。PHPの正式名称は「ハイパーテキスト・プリプロセッサ」と呼びます。2004年7月にはPHP5がリリースされております。
PHPの特徴について
インタプリタ型言語
C言語やJavaなどのコンパイラ型言語と異なり、記述したソースプログラムを実行前にコンピュータがわかる言語に変換する必要がありません。このような言語のことをスクリプト言語と言うこともあります。
サーバーサイドスクリプト
プログラムがHTML(Webページの元ファイル)の中に埋め込まれています。このプログラムはWebサーバー上で実行されて、Webページを返します。
データベースへの対応
さまざまなデータベースをサポートしており、データベースとの連携に優れております。
オープンソース
ソースコードがインターネットで公開され、日々改良や拡張が行われております。翌使用する機能をまとめたライブラリも充実しております。
WWWの仕組みについて
PHPを本格的に勉強する前にWWW(World Wide Web:ワールド ワイド ウェブ)の仕組みを理解しておきましょう。インターネットを利用すると、さまざまなWebページを閲覧することができますよね。WebページのもとはHTMLという書式で書かれたテキストファイルです。HTMLファイルには、Webページに表示する文字列や画像などのデータ、ほかのHTMLファイルの位置(リンク)などを記述することができます。Webページをネットワーク上で利用するためのしくみをWWWといいます。
WWWで情報を提供するコンピュータのWebサーバーと呼びます。そのコンピュータで情報を提供しているプログラムのことをWebサーバーということもあります。WWWでは、HTTPという通信方式に基づいてやりとりが行われます。
HTTPという通信方式に基づいてやりとりが行われます。 Webページにアクセスするには、WebブラウザのアドレスバーにURLというインターネット上の住所を示す情報が指定します。Webページ上にはクリックすると他のWebページにジャンプできる箇所があります。そこにはほかのWebページへの位置情報が埋め込まれています。これをハイパーリンクと呼びます。
HTML(静的なページ)について
これまで見てきたように、HTMLファイルはリンクによって複数の文書を関連づけることができるテキスト形式のファイルです。このような仕組みをハイパーテキストと呼びます。さらにHTMLファイルでは文書のレイアウトおよび文字のサイズやカラーといったスタイルを自由に設定することが出来ます。
Webサーバーは、Webブラウザからの要求に対し、あらかじめ準備されているHTMLファイルを返し、Webブラウザはそれを解釈し、Webブラウザ上に表示させます。このようなWebページを静的なページと呼びます。HTMLファイルは一般的に、メモ帳などのテキストエディタで作ることが出来ます。HTMLファイルを作成したコンピュータとWebサーバーが異なるときは、HTMLファイルをWebサーバーへアップロードします。アップロードにはFTPというプロトコルがよく使われます。ファイル転送前には通常、ユーザーIDとPWによる認証が必要です。FTPをアップロードするにはftpコマンドを使いますが、テキスト形式でコマンドを入力するために初心者には扱うのが難しいかもしれません。そのために、使いやすくインターフェースの手の込んだフリーウェアソフトや市販ソフトがあります。Internet Explorerを使うとFTPサーバーをフォルダ感覚で扱うことが出来ます。
CGI(動的なページ)について
Webブラウザからパラメータとともに送られた要求に対し、Webサーバーがプログラムを呼び出して処理を実行し、パラメータに応じた結果(HTML)を返す仕組みをCGIと呼びます。CGIのプログラムはPerlやC言語などで記述されております。このように要求に応じて内容が変わるようなページのことを動的なページと呼びます。Webサーバーに渡すパラメータはエディットボックスやチェックボックスなどで指定します。これらのデータを入力するための部品をフォームと呼びます。フォームからWebサーバーにデータを渡す方式にはGET やPOSTという2つの種類があります。
GET
データの受け取り方
環境変数というWebサーバーのOSがもつ変数に格納されます。
文字数の制限、アドレスバーでの表示
あります(OSに依存)。渡されたパラメータはアドレスバーに表示されます。
アドレスバーでのパラメータ指定
パラメータで直接指定できます。
POST
データの受け取り方
標準入力(標準入力装置のデフォルトはキーボード)で受け取ります。つまりキーボードから入力されたのと同じ方法で受け取ります。
文字数の制限、アドレスバーでの表示
ありません。渡されたパラメータはアドレスバーには表示されません。
アドレスバーでのパラメータ指定
パラメータで直接指定できません。
