お祈りの仕方

1素の神様に感謝のご挨拶

まず一番目は、素の大神様に感謝のご挨拶をしてからお祈りに入ります。
『素の大神様、今日も素の大神様の御用にお使い下さいまして、ありがとうございます』と、最初に感謝の先取り(※1)をするご挨拶から入ります。素の大神様からお許しを頂くという気持ちで祈れば、その日一日の仕事と行動の全てが神業奉仕となり、御神業になるのです。その日の行動の全てが、自分を磨く糧となり、自分の徳分ともなります。これは、救霊師、九頭龍師、エンゼル会員などにも共通の、神様のお取り次ぎをする全ての場合に言える基本です。
 それから次に、このたびの神仕組を統べる神であり、御魂を作られた神であり、銀河系宇宙の主宰神でもある菊理姫大神様、日本神霊界で現世に最も近い主宰神である天照皇大御神様、そして地域の産土の神々様(※2)の御神名を言上申し上げ、守護神様、守護霊様に祈ります。時間のない時は早口で唱え、もっと時間のない時は「素の神とその他の次元、次元の主神及び産土神様、守護神、守護霊の皆様」と唱えて省略する。しかし、神霊界というのは、こちらが多くのご神名やご神霊の存在を自覚すればする程、その多様な働きや功徳をわがものとでき、深くて強く自覚すればする程、その働きや功徳を大きくはっきりと現わすことができるのです。ですから、なるべく省略せずにしっかりときっちりする方が、結局は効率のいい、無駄のない一日が送れる上、その一日は、神仏のあついご守護と導きがあるので、神仏による先々のことを考えた一石五鳥の行動ができるのです。先生が1日を10日分、100日とも言える働きをされるのも、若い頃からこの習慣を会得され、実行されているからに他なりません。

※1:ご守護いただくことに対して、先に感謝のお礼を申し上げること。詳しくは、名著『強運』などをご覧下さい。

※2:産土の神様は住む地域によって違いますので、詳しくは、名著『開運神社案内』『神社で奇跡の開運』〔たちばな出版刊〕をご参照下さい。大きく働かれる神様としては、関東では箱根・鹿嶋・諏訪大神様、関西では伊勢・住吉・三輪・熊野大神様、四国では琴平宮、中部では熱田大神様、仙台では鹽竈大社、北海道では芦別岳、九州では宗像大神、宇佐八幡、霧島神宮などです。

2 周囲の人達の幸せを祈る!

二番目に、家族や恋人、友人・知人など、身近な人達の幸せを祈ります。仕事をもつ人は、必ず職場の人々、自分の課の人々の幸せを祈ります。学生だったらクラスやゼミ、サークルの友達の幸せを祈ります。といっても、「○○さんが今日も幸せになっていただけますように…」という言葉だけではなく、具体的にイメージし、具体的に「願わくば○○○になって幸せでありますように」というふうに情感を込めます。例えば、○○さんがニコニコ笑って、喜んでいる顔を思い浮かべます。そして、身近な人達への愛念の祈りから始まって、愛念の情感がだんだん高まっていったところで、さらには地域の皆様の幸せを祈り、日本国民の皆様、アジアの皆様、世界人類の皆々様…と、より広い範囲の人々の幸せを祈ります。『北は北海道から本州、四国、南は九州、沖縄に至るまで、日本全国津々浦々47都道府県にいらっしゃる皆様…。また、海外にいらっしゃる全ての皆様…』と具体的に言ったときなどは、日本地図、そして世界地図をイメージします。そして、そこに皆様がいらっしゃるんだ、ということをイメージします。そのときには、球場や競技場の客席のイメージを参考にして、人、人、人…というシーンを思い浮かべ、それが全国の皆さんだと思うのです。こうして具体的にイメージすれば、具体的に霊界に感応でき、情感も湧いてきます。
『この皆さんに、素の神様をはじめとする全ての神々様が、大いなる幸せと、恵みと、功徳と、力徳をお与え下さり、偉大なる証を現して頂けますように…』と祈ります。
 神気と愛念が、四方八方へと、光のように、渦のように広がって、全国の隅々まで包み込む ―そのくらいに祈ります。
 これが中国で天台宗を開いた智 豈頁 が、「一念三千」という教えを説き、「誰でもその一念が三千大世界、十方世界に感応する」と教えた原則を、先生が応用した、必ず霊力の出る祈り方なのです。

3 間近に迫った具体的な事柄を祈る

三番目に、間近に迫った具体的な事柄に関する祈りに入ります。間近とは、約三ヶ月以内にある事柄
です。素の神様をはじめとする、産土様や八百萬の神々様に、具体的にその場面をイメージして祈るのです。たとえば、間近に迫った神事のことを祈る場合には、お天気がよく、たくさんの方々が心から喜んで、笑顔でいるシーンをイメージします。
『お天気に恵まれ、運営もスムーズでトラブルなどもなく、それから参加した皆様に心から喜んで頂き、納得して頂き、感動・感激・感謝・感涙に満ちあふれて満足して頂けますように…』と祈り、愛の念を込めます。そのためには、『みんな』なんて、型通りのさらっとした言い方でなく、『みーんなっ!』と情感を込めるのです。
祈った後は、神様のご許可をいただく
そして、幸せになって頂けますように…と祈った後は、『ご神徳が輝くすばらしいご神業でありますよう、どうぞお許し下さい』と神様のご許可をいただく。この、『幸せでありますよう』にという願いをお許しいただく、という謙虚な姿勢が大切なのです。お願いしている時には、まだ神様は遠い存在ですが、『どうぞお許し頂けますように…』と申し上げるこのときに、神様と人との距離が近づき、神様が『許そう』とおっしゃる姿までがイメージとして浮かんだら、さらに神様に近づいている時なのです。
 先生は次のようにおっしゃっています。
「神人合一とは、何か。
 基本的には、神様と人の関わり合いが極まったものが、神人合一です。神様と人との関わり合いといったら、大半はお祈りでしょう。だから、お祈りの中味をいつも工夫し、神様とどう関わるかを思う。どういうふうな祈りをしようか…。お祈りの骨子はここにあげる四項目ですが、これをどう表現していくかが自分の工夫であり、神様への対し方でもある。真心、わかりやすさ、謙虚さ、愛、ほとばしり――工夫に工夫を重ね、情感をのせる努力をし、神と人との距離を縮めるような祈りは、神様は全部受けて下さる。基本的に働きの神様は、真心があり、自分のことを離れ、近い未来のことならば、祈った通りに叶えて下さるのですから…」

4 自分自身の進歩向上を祈る

 そして4番目に、自分自身の進歩向上を祈ります。
 広い意味で、素の神様のもとで神業奉仕をするために生まれて来たという、魂の本来の目標というものがありますから、『御魂の進歩・御魂の向上・御魂の発展、さらに御魂が太く大きく豊かになっていきますように…』と祈り、さらにそれを具体的に言えば、『今日も得るところ大であり、学ぶところ大であり、悟るところ大でありますように! また、人々の役に立つところ大なる、素晴らしい御神業の一日とならしめたまえ…』と祈ります。
 そして、『今日もわがよき神業でありますように、かんながらたまちはえませ…(漢字で書けば、惟神霊幸倍比坐世』で、「神様の御心にかなうように、神様の御魂の稜威をいただき、私の御魂も弥栄え、全てがうまく行きますように」という意味です)で締めくくります。

神霊界に“祈りをかける”
 この4項目を、毎日「今日はこれが大切だ」と思えるところに力点を置き換えてお祈りする。こうして工夫して祈れば、いつも新鮮な息吹と感覚で祈ることができます。
 こうやって、毎日、工夫しながら神霊界に投げ掛けておいた祈りというものは、どんどん積み上がり、ふくらんでいきます。たとえ、祈ったことがすぐには成就しなかったとしても、決して無駄ではありません。それは、やがてあるとき、『化する働き』によって無形から有形へと結実成就するのです。結実して、皆様が幸せになっていただいた分だけ、『よくやった』と神様からごほうびをいただける。それが自分自身の御魂の恩頼(栄養分のこと)となり、徳分となるのです。
 その一方で、毎朝祝詞を唱えても、ただの歌みたいになっていることもあります。先生曰く、
「日々のお祈りを怠ったり、形ばかりの祈りになっていたら、どうして神様と一体となったり、神様に祈りが通ったりすることがあろうか。いくら神事や催事に参加し、仕事をし、遅くまでがんばっていても、日々のお祈りがまちがっていたら、徳積みにならない場合もあるのです。
 その意味でも、お祈りする時には、この4項目だけは絶対に外してはならない。その後に、さまざまな自分の好きな祈りを足していくのです」


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