§ピアノ協奏曲第3番について

  ピアノ協奏曲第3番ニ短調は、2005年2月から作曲開始。
全曲通じての演奏時間は、25分程度。管弦楽の編成は通常の2管編成で3楽章の構成。
以前ピアノ協奏曲第2番の解説にねたは、尽きたと書いていましたが、又ふつふつと楽想が盛り上がり今回第3番を作曲するに到りました。
通常第1楽章には、ソナタ形式を持ってくるのですが、今回形式というものをあまり考えずに取り組んでみました。
序奏部は、オーケストラでの音合わせの雰囲気をモチーフにしました。トランペットの咆哮と共にピアノがカデンツァを奏で、次いで第1主題が弦楽によって奏されます。 第一主題は、徐々に変容され繰り返され、やがて速度を落として第2主題が奏でられこれもまた変容繰り返しが行われていきます。 ティンパニィのクレッシェンドから金管のコラールの後、曲は大きく展開しますが、突然第1主題が戻ってきます。ピアノ独奏のあと、コーダで締めくくります。
第2楽章は、悲しみを持った緩楽章です。ペダルをふんだんに使った幻想的な響きがこの楽章を印象付けます。なおこの楽章では、トランペットとトロンボーンは、全休です。
第3楽章は、8分の6拍子速いテンポのフィナーレです。
2005年4月完成。
 
 
  その後KINOSITA氏による演奏版を公開しました。
又、KINOSITA氏の演奏に至る経緯の中で幾つかの助言を頂き、今回自らの作品の再録音を行いました。
KINOSITA氏に触発されたこともあり、多少は似通った演奏になったかもしれませんが、何れにせよ前回の録音分とは随分雰囲気が変わっていると思います。



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