§三味線協奏曲について

 三味線は撥弦楽器なので持続音を発するオーケストラとは相性がいいと考えました。そこで三味線による協奏曲を作ってみようと思い立った次第です。
 この曲は日本音階の陰旋法と陽旋法を用いています。これは三味線の調弦や奏法が西洋の音階に適さないと感じたためで、和楽器=日本音階と、単純に考えたわけではありません。
 形式については従来の協奏曲の形式に則り第1楽章を協奏風ソナタ形式とし、第2楽章を3部形式の緩叙楽章、第3楽章をフィナーレでソナタ形式としています。日本音階の曲が3拍子や6拍子になじむかどうかは解らないのですが、協奏曲にはメヌエットやスケルツォの楽章は、あまり組み込むことが無いので、その例に従って3楽章の形式にしています。
 管弦楽の編成は、フルートが2本ともピッコロ持ち替え以外は通常の2管編成です。演奏時間は25分とあまり長くはありません。
 ただこの曲はMIDIなのですがもし実演奏となれば三味線とオーケストラの音量バランスはいかがなものか、25分の演奏に三味線の糸は持つものなのか、第3楽章で調弦が変わることに問題は無いか、色々と気になる部分もあります。もっとも実演奏をしてくれる方がいればの話ですが…


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